深浅設定を勘で決めない 角度だけ変えて比較する検証手順(第2回)

MBES

スワス角の議論が噛み合わない原因は、条件が混ざった比較になりがちな点です。
第2回では「RAWは同一、変えるのは角度だけ」という形で、閾値決定に使える検証手順を整理します。

角度検証で一番大事なこと

閾値検証で一番大事なのは、角度以外の条件を固定することです。
同じログ、同じ補正、同じ処理条件で比べる。
これができると、差はスワス角の影響と見なせます。

今回の比較条件

前提として、Qimera側で補正は完了させます。
プロファイラー、表面音速、True Heave、SBET等は同一条件です。
比較するのはスワス角だけです。

手順。160度RAWから派生セットを作る

Cross CheckのPlot例(横軸:ビーム角、縦軸:Depth bias)。外側ほど散らばりやすい。

1。160度のRAWを取り込む。
2。外側ビームを落として角度違いのデータを作る。
3。各角度でサーフェスを作る。
4。Cross Checkで統計を出して比較する。

今回の角度ラインナップ

今回は次の角度を比較します。
60、90、110、120、130、140、150、160度。
同一RAWから作るので、比較としては公平です。

まとめ

同一RAWから角度だけを変えると、閾値を公平に評価できる。
次回は実際のCross Check結果を見て、実用閾値を決めます。

次回予告

代表水深3mのデータで、60度から160度までの統計を比較します。
折れ曲がりがどこで出るかが、ポイントです。

この記事は現場の声で育てていきます。気づいた点や追加情報があれば、ぜひ教えてください。
お仕事のご相談、ご依頼も歓迎です。

有限会社アペオ技研 加藤
連絡先:kato.apeo@gmail.com

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