QGISで作った段彩図をInfinityに貼る手順メモ

備忘録

QGISで作った標高別段彩図を、アイサン Infinity の背景に貼る時の備忘録です。

結論はシンプルです。
切るのは raw ラスター。貼るのは画像出力。

1. ラスターを切る

使うコマンドはこれです。

ラスタ → 抽出 → マスクレイヤでラスタを切り抜く

  • 入力レイヤ
    標高別段彩図のラスター
  • マスクレイヤ
    切りたい範囲のポリゴン
  • 出力
    tif

これで必要範囲だけ切り出した raw ラスターができます。

2. raw は保管用

切り出した tif は raw データです。
これは解析用、保管用として持っておけばよいです。

ただし、そのまま Infinity に貼ると相性が悪いことがあります。
外側の NoData 部分が黒く見えたり、期待どおりに表示されないことがあります。

3. GeoTIFF保存も試した

GeoTIFF にワールドファイルを付ける場合は、次の画面を使います。

ラスター右クリック → エクスポート → 名前を付けて保存

オプションを作成にチェックして、次を設定します。

  • TFW = YES
  • COMPRESS = NONE
  • PROFILE = GeoTIFF

ただし、今回の目的は raw 保存ではなく、Infinity に背景として貼ることなので、最終的には次の方法のほうが安定しました。

4. 貼る用は画像で出す

Infinity に貼る本命はこれです。

地図を画像として保存

ここで、QGISで見えている段彩図をそのまま画像として出します。

設定のポイントは次のとおりです。

  • 地理参照情報を追加 にチェック(ワールドファイルを付加)
  • 背景は白
  • 解像度を上げる

5. 白背景が使いやすい

黒背景だと扱いにくいことがあります。
白背景で出しておけば、Infinity 側で白を透過しやすいです。

実務では、白背景で画像出力して使うほうがわかりやすいです。

6. 粗い時は dpi を上げる

初期値の 96 dpi では粗く見えます。
今回は 350 dpi に上げたら十分きれいになりました。

必要なら、さらに

  • 出力幅
  • 出力高

も大きくすると改善します。

7. まとめ

今回の流れはこれです。

  1. ラスタ → 抽出 → マスクレイヤでラスタを切り抜く
  2. raw は tif で保存する
  3. Infinity に貼る用は raw を使わない
  4. 地図を画像として保存 で別出力する
  5. 地理参照情報を追加 にチェック
  6. 白背景で出す
  7. 粗ければ 350 dpi 以上 にする

ひとことで言うと&余談

切るのは raw。貼るのは画像。

余談・・・

同じ画像でも陰影が付いた方がリアリティあります。陰影付きのが表現力があるので
個人的には陰影付きがお勧め

標高別段彩は単色                少し手を加えて陰影を付ける

この記事は現場の声で育てていきます。気づいた点や追加情報があれば、ぜひ教えてください。
お仕事のご相談、ご依頼も歓迎です。

株式会社 GEOQ(ジオキュー) 加藤
連絡先:kato.apeo@gmail.com

コメント